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10月29日(金)グリンデルベルク自治医大店

亀和田國彦(As)

ケーキの値段が20%引きになるこの「秋の収穫祭」。例年は土曜日にお邪魔しているが今年は金曜日に依頼を受けた。このレポートもいつも同じような文面になってしまうので、今回は私の「スイーツ観」について述べよう。

子供の頃はケーキを食べる機会はあまり無かった。私と母の誕生日は12月のため、ケーキに出会えるのは24日のクリスマスイヴに吸収合併され、父はケーキを進んで食べたい人ではないので、父の誕生日は通常の夕食、弟は元旦生まれだが、当時元旦周辺の日に営業しているケーキ屋は皆無であったため、おせちとお雑煮でなんとなく済まされていた。子供の頃の弟は誕生日が近づくと「ケーキが食べたい!!」と叫べど母親に「ケーキ屋さんやってないよ~」と言われており、かわいそうだった。

しかし現在は近所に何軒もスィーツ店がある。私も甘いもの口にすることが子供の頃に比べるとぐっと増えた。「○○の○○がおいしい」とかおいしくないとか生意気なことも言ったりする。味よりも重視している点として言えば、私は大きなケーキが好きである。「かわいい一口サイズ」とか「プチ・・」なんていうのはせこい感じがしてあまり好まない。グリンデルベルクのケーキは大きめである。何年か前にオーナーに「大きなケーキが好きだ」と話したところ、栃木県民の嗜好としてはやはり大きめのケーキを求める傾向があるらしく、ゆえに「ウチのケーキは大きめにしてあります」といった内容のことをお話されていた。そしてやはりきちんと甘さがあるケーキが好きである。「甘さ控えめ」というのはなんか煮え切らない感じがしてこれも嫌である。別のお店だが、そこのケーキはすべて甘さ控えめをうたったもので、サイズが大きめだったためはじめは喜んで食べていたが、あるとき「なんか、味がない・・」と思ってしまってそれ以来そのお店には行かなくなってしまった。英会話を習っていたとき、オーストラリア人講師のキャシーは「ニホンノケーキハ、ノーティスト!」と言っていたし、やはり甘さが感じられるものが好きである。ボストンにいたときは寮のカフェテリアに常にケーキがあった。ドカーンと大きいその一切れを食べると予想通りとてもあまく、キメも粗く、胸がつまるようだったが、そのうちこれがおいしく感じられるようになってしまった。日本では「キメが細かくふわ~んとした」ものがよしとされているが、私は適度なキメの粗さも重要と考える。やはりボストンで、気まぐれに友達と行ったギリシャ料理のレストランで食後に選んだケーキは、大きく甘くキメが粗く、まさに私の好みを満たしていた。料理も今となっては何を食べたか忘れたが、なにか苦味のある緑の料理(たぶん野菜のなにかだったのだろう)がとてもおいしかった。

OLの頃は温泉旅行を楽しむ一方、ケーキもいろいろ食べ歩いた。県内だけでなく、茨城のスイーツ店にもかなり足を運んだし、都内もしかり、私は紅茶が好きなのでつくばの「アリスの茶屋」や「花水木」、水戸の「紅茶館」、都内は千歳船橋の「青い空」や下北沢の「ラ・パレット」などの紅茶専門店がお気に入りなのである。おいしく淹れられた紅茶と一緒にケーキをいただくお店である。最近はなかなかいけないが、こうやって文章にしていると「行きたい!」という気持ちになってしまうなぁ・・。宇都宮にはおいしいお茶がいただけるこの手のお店があまりなく残念である。

こんなことを書いているが、なにも有名店のスィーツでなくてもいいのだ。おせんべい、団子、100円のクッキーだって、自分で淹れたお茶で落ち着けるひとときを持てれば、それで満足できるのだ。

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今回は熱心に聴いてくれるお客さんが多く、私たちの演奏も白熱?したものとなった。写真はまだお客さんが少ない午前中。私はカメラの方を見て、ニカニカ笑っている。今回もリビングエージェンシーの目黒さん、お土産においしいチョコレートロールケーキを下さったオーナー御夫妻、お世話になりました!!ありがとうございました。演奏以外で楽しみなのは、店内の商品を見ること。今回は知人に「メープルラスク」と、中禅寺湖畔の小石をイメージして作られたという「湖畔の小石」という焼き菓子を買い、おいしかったと好評でした。

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10月17日(日) ポピュラー・ジャズピアノ科発表会

二年に一度開催するようにしている発表会。運営が大変、と言う方もいるが、もともと楽しい企画なので、楽譜書きやその他の準備も楽しみながらやっている。しかしきちんと開催するようになったのはアメリカから帰国してしばらくした2002年からなので、留学前に在籍していた生徒には申し訳なかったなぁと思う。20代の私は仕事も私生活もいっぱいいっぱいで、そういうイベントを企画することにあまり頭が働かなかった。楽器店主催で1、2度しぶしぶやった程度。今頑張って企画するのは過去の罪滅ぼしと思っているところも少しだがある。

同じ場所では二度とやらないようにしていて、生徒にはいろいろな会場での演奏を体験してもらいたいと考えている。前回2008年は、オワゾ・ブルーというとてもステキな結婚式場のメインホールで実施した。キレイな会場のキレイなピアノに生徒達は目がくらませながら必死で演奏していた。対して今回は庶民的な「姿川地区市民センター」である。自宅から車で5分のこの場所。以前は「ここはどんなところなんだろう・・・」と気になっていた。今年になって中を見せてもらい、グランドピアノがあるのを知り、発表会の会場の候補のひとつにした。しかし市の施設は手ごろな値段で借りることができるので、いろいろな団体が借りたいと名乗りを上げ、競争率が高くなる。7月の抽選会には10月から12月までの使用を志望する団体が100以上あった。「こりゃ、抽選にはあたらないだろう」と思っていたがあっさり当たってしまった。

発表会は土日をあてているが、土日仕事の生徒は10年近く習っていても一度も発表会に出たことが無い。空いていても出ない生徒もいるし、興味がない生徒もいるだろう。今回出場するのは私の生徒のうちの3分の1であった。一方、この日たまたま会社のイベントがあると言う生徒はリハなしで2部から駆けつけ、般若寺住職はお通夜が入ってしまい自分の出番を嫌がっていたトップバッターに急遽変更して、7月の薬師祭りで弾いたドビュッシーの「小舟にて」を私と一緒に弾くと、ピューッと帰っていった。彼らのように何があっても積極的に出演してくれる生徒もいる。出演しない生徒さんもスケジュールが空いていればぜひ聴きに来てほしいなぁと思う。

今回は上級者が多く、ジャズの曲を演奏する生徒がこれまでより劇的に増えた。書き譜でない自分のインプロヴィゼイションを堂々と披露する姿は頼もしく、講師としては嬉しい限りである。アドリブをガンガンやる生徒を増やすのが私の目標。ぜひ継続して実力を上げていってほしいなぁ。ジャズ科でない生徒も自分のやりたい曲をそれぞれ弾いたり、演奏だけでなく衣装、髪型など総合演出で勝負した生徒もいて、とてもいい演奏会になった。生徒の友人の一人は「お金を払ってもいいと思いました!!」と言うほど、聴きに来た方にも好評をいただいた。

発表会が終わって、一時抜け殻になった生徒も、気をとりなおし、また新しい曲に取り組みつつある。みな仕事や生活に忙しい中、練習し、レッスンに通ってきてくれている。私も今回の発表会の反省点を文章にし、次回へつなげようと決心したところである。

また今回は初めてプロのカメラマンの方に撮影をお願いした。ピアニストは横顔の写真が多くなってしまうが、演奏が終わったあとの顔をそれぞれおさめてもらった。皆とてもいい顔をしていた。

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毎度おなじみ司会は私である。バックもおなじみB-STYLEの二人。終わった後、「疲れた~。集中力が~」との叫びが聞こえた。今回もたくさんの曲(難曲もあったけど)に付き合っていただきありがとうございました!!ますます集中力を持続できるようにね!

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