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2月13日(土)14日(日) 春節祭

B-STYLE  沼尾賢一(B)

         菅野公士郎(Ds)

「パンツ三枚はいてみ、あったかいから」週末、鬼怒川温泉駅前で演奏があり、厚着をして臨むのだ、と言った私に、母はそう言った。母のはいているようなパンツを私はまだ持っていない。ああいうもののお世話になるのは20年後くらいにしたいなぁ・・・。

今年は結構寒い年だとみな言うし、私もそう思う。何を何枚着るか考える・・。スカートをはいていけば、正気で演奏できないだろうから、毎年ズボン(というか下着でないパンツ)で行くのだが、やはりそれだけでは寒いので、今年はズボンの上に厚手のスカートも穿いた。これは中高生のときに女の子なら誰でもやった「制服の下にジャージ」の応用系成人バージョンである。そしてセーターは普通はやらないタートルネック二枚に○○シャツも当然着用。コートを着ればこの奇妙な重ね着はすっぽり隠れる。さらに車の中におきっぱなしにしてあるダウンのベストを羽織った。ウサギの毛の帽子を頂き、耳あてに指なし手袋、マスクもすれば完璧、と思ったがさすがにマスクはやめた。このくらい着ると歩くのもややぎこちなくなる。完璧な厚着で登場した私に対して、メンバーの服装はやや脇が甘い。「ももひきが見つからなかった~」言うガンジー沼尾はジーンズの下は素足だと言う。ストッキングにタイツもはいている私には信じがたい。「ももひき、見つかるまで探せよ~」と心の中で言う。

春節祭は中国の旧正月を祝うお祭りである。駅前のメインステージでは竜王太鼓、中国雑技団の演技、芸者の踊り、などがあるがもうひとつ「ミュージックシンフォニー」というグループの演奏がある。琴、テルミン、電子ピアノの三人なのだがこのグループ、失礼を承知で言わせてもらうと、毎年、数回のステージの演目がみな同じで、いまひとつの演奏内容である。しかし今年は様子が違った。「あれ、ミュージックシンフォニーにイケメンのフルートがいるぞ」常にミュージックシンフォニーの動きに敏感な公士郎が言った。私は特にイケメンにはさほど興味はないが「イケメンのフルート」という言葉にある知人の顔が思い浮かんだ。「落合くんだ~」落合くんは気鋭の若手作曲家、ピアノもフルートも達者で、わたしと同じ「ミュージックシンフォニー」じゃなかった、同じ音楽事務所「ミュージックオフィスAZ」所属の演奏家で、私の次くらいに(?)才能あふるる逸材である。そしてテルミンの代わりにはマリンバ奏者がいた。今年の「ミュージックシンフォニー」はいつもと違う。「やつら、やる気だな・・・。」そんなこと思いはしないが、演奏前にプレッシャーをかけてやろうと思い(そんなつもりもないです)、マイクの前で音出しに余念のない落合くんに近づいた。「落合くーん!」何も知らない落合くんは自分の名前が呼ばれて不思議そうな顔をしたが、私を認めると「あれ~こんにちは~」と笑顔になった。しかしそのすっとんきょうな声がマイク、PAを通してあたりに響き渡った。ごめんね落合くん。

落合くんを起用した「新、ミュージックシンフォニー」の今年の演奏は素晴らしかった。じゃあB-STYLEはどうなんだと聞かれたら、まぁ我々も自分たちの演奏をしましたよ。昨年来た上品そうな老婦人、今年もきてくださってじっと聴いている。赤ちゃんをつれた若い夫婦が何度も声をかけてくる「いいですね。生演奏。次は何時からですか?」ご飯を食べたり演奏を聴きにきたり楽しんでいるご様子である。演奏が終わるとまたやってくる。「いやぁ~よかったです。足湯につかりながら聴いてました」おいおい、足湯のBGMかい?

今年は、途中で強風のため中止になった昨年とは違い、無事2日間終えることができた。雪も残って寒かったが「さむいさむい」と連呼するメンバーに対して、今年は厚着の極意を得、生き生きと演奏できた私であった。

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落合くん。かなり薄着のようであった。まぁ、若いからいいか・・・。

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寒いが、天気は上々。あたたかいドリンクの差し入れなど、ありがとうございました。


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